当社は海洋調査会社で培った技術、ネットワークをベースに生物資源を収集し、その有用性を解明し、持続的利用するための開発サービスをご提供しています。
その答えは海にある。
海洋生物資源が持つ能力の開放
新規化合物・機能性の探索
カーボンニュートラルに向けた
微細藻類の利活用
微細藻類の能力開放サポート
微細藻類パブロバ
パブロバを美味しく。
海と共に生きる。
生物資源ビジネスを行う上での当社の強みをご紹介いたします。
海洋調査会社で培った高度な採集技術、各地の海を知り尽くした地元のダイバーや漁業者との強力なネットワーク、大学との共同研究により、独自性の高い天然素材を収集しています。
また、お客様のご要望に基づく素材を収集も承っています。例えば「食歴がある海藻」や「特定の物質を含む貝」といったご要望も承ります。これらの素材は抽出物用のほか、微生物の分離源としてもご利用いただけます。
干潟、サンゴ礁、海底洞窟、深海底などを含む多様な海洋環境のほか、陸上での収集についてもご相談を承ります。
すべてのサンプルは法令を遵守した上で採集していますので安心してご利用いただけます。
お客様のご要望を詳細にお聞かせいただき、ご要望に沿ったアッセイ系を構築、運用してまいりました。16年間の実績の中で、製薬、食品、化粧品、化成品、農水産業、環境領域と幅広く対応してまいりました。お客様保有のアッセイ系の当社への移転・運用実績も豊富です。
製薬企業や食品企業出身の研究者のスキルと当社および沖縄県が保有しているスクリーニング関連設備を活用して多様なスクリーニングを可能にしています。
生物資源収集から、それらを利用したシーズ探索、そして、発見された商品シーズ(素材、抽出物、化合物)の実生産に向けた生産プロセス検討、物質生産、原料化、供給まで、生物資源を用いた一気通貫のサービスを提供できることが当社の最大の特徴であり他社との差別化ポイントです。
また、微細藻類パブロバを見出し、開発・上市した実績もありますので、生物資源を利用した新事業開発についてもサポート可能です。
沖縄県沿岸域で収集した商業利用可能な1,000株以上のオリジナル微細藻類ライブラリーを使用し、機能性、成分プロファイルスクリーニングを行うことが可能です。また、開発候補として選定された微細藻類株は小規模培養検討、育種(神戸大学蓮沼教授と連携)、スケールアップの検討が可能です。スケールアップには国内最大規模のガラスチューブ型フォトバイオリアクターや従来のオープンポンド方式まで様々な方式での検討が可能です。微細藻類の開発においては、このスケールアップが大きな障壁となっていましたが、当社では、上述の様々な方式の培養方法を駆使し、また、10年以上培ってきた培養ノウハウを利用して対象株のスケールアップを実現いたします。
生物資源収集から、化合物・機能性探索、そして、発見されたシーズの生産プロセス検討
およびスケールアップまで生物資源ビジネスで必要となるサービスを提供しています。
海洋調査会社で培った技術、ネットワークを活用した素材収集サービスを提供いたします。
生物資源採集
沖縄沿岸域で採集した海洋マクロ生物、微生物(放線菌、糸状菌、乳酸菌、酵母)、微細藻類ライブラリーをご利用いただけます。
ライブラリー提供
お客様のご要望を詳細にお聞かせいただき、ご要望に沿ったアッセイ系を構築、運用いたします。16年間の実績の中で、製薬、食品、化粧品、化成品、農水産業、環境領域において幅広く対応してまいりました。経験豊富な研究者がお客様の困りごとを解決いたします。
スクリーニングサービス
商業生産に向けたプロセス検討を行います。また、ベンチスケール規模においては自社で受託生産を行います。商業生産規模についてはアライアンス先を利用して生産を行います。
スケールアップ
新サービスを創り出すため、日夜研究開発を行っています。
技術革新の未来をあなたの目でご覧ください。
進行中のものから過去の実績まで。私たちのプロジェクトの一部を公開しています。
MUGENとは、Microalgae culture Unites sustainable Growth of Earth and Next generationsの頭文字を取ったもので、微細藻類の利活用を通じて、事業創造および教育活動を行い、我々人類を含む地球規模での持続可能な成長を促進する当社主
沖縄県内で採集した海洋性微細藻類Pavlova sp. OPMS30543株を使用したサプリメントPavlova MCT+が、アルツハイマー病発症の原因と考えられているアミロイドβの生産に関わる酵素、βセクレターゼの働きを阻害することを確認しました。Pavlova MCT+はアルツハイマー病の予防等
Pavlova MCT+の免疫賦活化活性試験結果を2022年10月17日から開催される生物工学会第74回大会にて報告しました。マウスマクロファージ様細胞株J774.1細胞を用いてinterleukin 1 beta(Il1b)、interleukin 12 beta(Il12b)、chemo
奄美地方の加計呂麻島周辺海域の海底泥サンプルから分離した新種の放線菌より、強い抗真菌活性を有する新規化合物「カケロマイシン」を発見しました。 Kakeromycinは海水を含んだ培地でのみ生産され
北里大学供田教授との共同研究においてMAC症、結核治療薬候補新規化合物を発見しました。当社保有の放線菌、糸状菌など6,600サンプルから2種のMAC菌(Mycobacterium tuberculosis, Mycobacterium avium)に対する強い抗菌活性を示す化合物探索を行いました
フォトバイオリアクターの登場で、これまで大量培養できなかった多くの微細藻類の生産が可能になりました。微細藻類の大量培養において、大きなネックとなるのが原生生物によるコンタミネーションです。フォトバイオリアクターはそのコンタミネーションを防ぐため、閉鎖環境で培養できるように設計されています。また、
パブロバの発見と特徴成分プロファイルを参考に、アンチエイジング系の機能が期待される成分を多種類生産している有望株としてパブロバ(OPMS30543株)を発見しました。特徴1:フコキサンチン高生産モズクや昆布など、褐藻類に含まれ、海のカロテノイドと言われている注目成分フコキサンチン
微細藻類パブロバは、フコキサンチンおよびオメガ3脂肪酸(EPA、DHA)を高含有することが特徴です。このオメガ3脂肪酸類は一般的には青魚の脂肪酸として知られており、この脂肪酸類がいわゆる魚の風味の元となっています。よって、オメガ3脂肪酸が豊富なパブロバは魚に近い風味を持っています。我々はこの風味をう
シホナキサンチン(Siphonaxanthin)は、フコキサンチンと同じく、赤色から黄色味を帯びた海のカロテノイドの一種と言われています。フコキサンチンは海洋性の褐藻類(ワカメ、昆布、アカモク等)が含有しており、シホナキサンチンは緑藻類(プラシノ藻,アオサ藻,ミル藻)が含有しています。シ